体は常に変化してゆくもの、立派な成人になるまで成長していき、その後は安定期を経て老化してゆく。
人間誰しもが体験する自然の流れですから、これに逆らう事はできません。
今の私は、老化へとただ進んでゆく年齢となりました。
ただ、その状況で一つだけ特に気になる事があります。
それは加齢臭です。
他の老化現象は、自分に対して振りかかって来るもので、それを少しでも進行を遅らせたりする方法があります。
もちろん、これをする・しないは本人の判断一つ、この判断によって他の人に迷惑を掛けるような事はありません。
ただし、加齢臭は違います。
それに気づかせてくれるケースは、ほとんどの場合、傍にいる他の人のリアクションによるものです。
自分で気づくのは、相当な意識をしていなければ無理だと思います。
なぜなら四六時中かいでいる臭い、しかも自分の臭いですから、突然臭いに大きな変化がない限り、それが当たり前と自覚してしまうからです。
それとは逆に他の人の場合は、対象となる人の以前の臭いを知るはずもなく、ただその時かいだ臭いで不快であるかを判断してしまうものです。
私は五十歳を迎える頃から、他の人に指摘される前に対策を講じるようになりました。
影で「あの人臭いから近くにいたくない」と言われたくありませんし、私自身、私から発する臭いのせいで周りの人に不快な思いをさせたくないと思ったからです。
対策方法は色々と取り入れて行っています。
体内環境を整えるために、食生活の改善や健康食品、サプリメントの摂取、ウォーキングを始めたりもしました。
また最近では加齢臭対策グッズも多く販売されているので、こうした商品も使うようにしたり、さわやかな香り、しつこくなりすぎないように少しだけ防臭スプレーや香水を付けたりもしています。
コミュニケーションを取る相手と良い関係を維持していきたい、すれ違うだけ、電車で隣になる人というだけであっても、その方に不快感を与えたくない。
そして何より私自身が、加齢臭を気にして、話す相手と不自然な距離をとったり、相手の顔色や様子を伺いながら話したくない。
だからこそ、こうした対策を苦労と感じず続けられているのだと思います。